ケンジンママのブログ

ニュージーランドでの毎日

スリープトレーニング開始

こちらは今日からイースターホリデーです。
金曜の今日がGood Friday、日曜がイースター、月曜がEaster Mondayと4連休。

今日とイースターは365日営業してる雰囲気のスーパーまでもお休み。
近所はゾンビに侵された町のように超静かでした。
道路もすかすか。駐車場もすかすか。

この連休の備えて、私たちパパママが密かに企画し、勉強していたこと。

それがケンジの「スリープトレーニング」。

ケンジは普段、ケンジの部屋で一人、ベビーベットで寝ています。

元々、寝るのにそれほど問題は無い子ではありましたが、いかんせん私がいないと眠らない、というママ冥利につきる甘えっ子。

私が同室にいさえすれば、しばらく立ったり坐ったりしたあと、麻酔のかかった動物のように眠るのに抵抗しながらもトロトロし、ゆらゆらしてバタンと倒れ、私の手を握って眠る、というパターンでした(その後、私はひっそり部屋を出る)。

寝付く前に私が部屋から離れれば泣く、これをパパがしようものなら泣き叫ぶ(知らない人いる!みたいな慄き泣き)。

火をつけてしまうとなかなか治まらないので、グズっとしたらすぐ私がかけつける、をテッパンにしていました。

寝付くまで、昼寝(午前中と午後1回ずつ)には30〜1時間ほどかかってました。
朝の貴重な時間、これは痛いロス。

夜は15分ほどで比較的早く寝ますが、3時間おきくらいに目覚めて半分寝ながら泣き、朝方4〜5時ごろは起きる勢いで泣くので、最近はたまにスペアルームのスペアベッドに連れていき、朝だけ添い寝しちゃっていました。

日本人としては添い寝でもいいじゃん、と思ってしまいますが、赤ちゃん時代から「自分の部屋で一人で眠る」ことが当たり前のこちらの文化、一人で寝てくれるならそれに越したことはない!

シングルベッドでの添い寝も、寝ながら動き回るケンジには限界があるなと。

と、相談したところ、お義姉さんがエレノアに実際使った本を貸してくれました。

The Sleepeasy Solution: The Exhausted Parent's Guide to Getting Your Child to Sleep- from Birth to Age 5

いろいろ書いてありますが、大事なのは
「始めると決めたなら、心を鬼にして一貫性を持つこと」
一貫性…そういえば、犬のしつけの本でも同じようなこと書いてあったな。

そして負けそうな時、いつも思い出さなくてはいけないのは

「一人で眠れたほうが赤ちゃんのため」(親のためじゃなくて赤ちゃんのため)。


ステップは

決まったルーティン(儀式)をこなす(本を読む、音楽をかける、など)

寝入ってしまう前に落ち着いた声で「寝る時間だね」と声をかけた後、部屋を離れる。

泣き続けている場合、5分後に一度部屋に入り、「大丈夫だよ、眠れるよ」と声をかけ、一人じゃないと安心させる。部屋に入るのは30秒以内。赤ちゃんに触ってはいけない。

その後、10分後、15分後と間隔を開けて部屋に入り、同様に声をかける。その後は15分間隔。

「簡単じゃないわよ」と義母に前もって忠告され、パパママ揃って本を読み、時間など記入すべきシートを揃え、平日のパパの仕事に響かないよう連休にスケジューリング。

そして昨晩がDay1。

ケンジ、泣きました。
泣き叫びました。

でも泣き声は徐々に弱弱しくなり…

パパの予想(2時間泣き続ける)に反し、ベッドに入れてから30分ほどで一人で寝ました。

なーんだ、楽勝じゃん。と泣き声にそわそわしていた私たちも一安心。
(私は気を紛らわすためリビングでミシンを使って縫い物をしていた)

その後、泣き疲れたのも手伝ったのか、朝の5時まで初めてずーーーっと寝ました。
(途中、いつもの癖で私が目覚め、生きてるか確認しに行ったくらい)

わーいわーい。

本には、「夜寝より昼寝のが手こずるから心してかかれ」と書いてあります。
なんでも夜は1日の疲れで眠いから最終的には寝るけど、昼寝は「寝ない」でスキップされる可能性があるらしい。

で、今日の昼寝。

いずれも5分で寝ました(チェックインする間もなく)。

午後なんて私は映画を観に出かけていたので、パパがやりましたがちゃんと寝ました。

ケンジ、学んでいる!!!

すでに眠り方、習得したのね!!!と夫婦で静かに拍手喝さい。

で、今晩、Day2。

泣いたり泣きやんだりまた泣いたりを繰り返しましたが10分弱で寝ました。

やってみるもんだなぁぁ。

そんなわけで私、思いがけず最短で、一晩丸々眠れる日々を獲得できそうです(まだわからないけど)。

ケンジ君、おめでとう。


丸々眠れるって言っても朝、6時には起きるけどね。