おばあちゃんのベイキングレッスン
今回はケンジの話ではありませんが。
昨年のクリスマス、義おばあちゃん(グラニー:ケンジにとってはひいおばあちゃん)にはあらかじめ、クリスマスプレゼントをリクエストしていました。
それは、「ベイキングレッスン」を受けさせてもらうこと。
グラニーの作るお菓子は素朴だけどとっても美味しいので、以前から大ファンでした。
マリーと結婚したときに、グラニーからは直伝の(手書き!)レシピ帳をもらっていたので、何度かトライしてはいたのですが・・・
どうしてもショートブレッドがグラニーのようにいかない!
グラニーのショートブレッドは、厚みがあって柔らかくて「白い」。
でも私が作ると、生焼けを恐れ過ぎてつい、生地を伸ばしすぎて、さらに焼きすぎてしまい、「表面がこんがり茶色い」(まれにカリッとさえする・・・ただのクッキーになる)。
週末、マリーが忙しくない時にケンジを家に置いてグラニー宅でレッスンを、という予定だったのですが、なかなか予定が開けられず、新年を過ぎてもう1月も終わりそうな先週末、やっと第一弾を受けることができました。
グラニーのクッキー作りはとてもシンプル。
だって全部フードプロセッサーで混ぜるだけなんだもの。
この厚みが大事。
グラニーはタイマーを使わず、たびたびオーブンを覗いては「まだね」。
「もう良いわね」の、その根拠は何?と聞いたものの「見ればわかる」との答え。ガーン
ついでにチョコチップクッキーも、ショートブレッドを焼いているあいだに教えてくれました。
チョコの焼ける良い匂いがキッチンに溢れます。
わかったこと
・レシピ帳に載っている「小麦粉 1 breakfast tea cup」(え?1カップじゃなくて?ブレックファーストカップって何?と常々思っていた)は、本当に、グラニーの家にあるティーカップを使っていた、という事実。
百聞は一見に如かず。
見てわかったことはたくさんありました。
何より、合間に話すグラニーとのお話が楽しかったな〜。
私自身のおばあちゃんにはずっと、お節料理を習いたい、と思っていたのですが、忙しさにかまけ(日本に住んでいると年末ってなんだかんだと忙しくて!)延ばし延ばしにしていた挙句、願いは叶いませんでした。
だからグラニーの元気なうちに、技を習得しなくっちゃ!
第2弾は、「スコーン」と「ジンジャースライス」の予定です。
乞うご期待。
おまけケンジ情報
この夜からケンジは発熱。今も具合がちょっと悪くてへたっています。